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国連本部武術教練
麻林城 老師
名誉顧問

八卦掌第五代継承者 麻林城(ま りんじょう)

心からこの、中国伝統武術八卦掌が世界に向けて、一層の光彩を放つことを祈っています。

麻林城老師、幼い時の武術の経歴を話していただけますか?
私の郷里である項城市賈嶺鎮は有名な武術の故郷で、その影響を受け幼少より武術を学び、私は武術を愛し夢中になりました。
そして15歳の時、恩師の張振業師に師事して少林八卦拳と鉄布衫を学びました。

私が師に弟子入りした時面白い話があります。

当時私は幼く、張老師は既に2年以上武術を鍛練している同門の弟子達と私を比べて差が大きすぎて、私がついてゆけないことを心配しました。

私は張老師に「兄弟子が学び終えた套路は、私もすでに習得しています」と伝えると、張老師はすぐには信じず、私にその場で練習してみるように、と言いました。張老師は私の練習を見終わると非常に喜んで下さり、すぐに私を弟子とすることを認めてくれました。
麻林城老師、かつて少年時代にどのような武術の試合に出場したか話して頂けますか?
当時私が学んでいたのは伝統武術で、国家の規定套路ではなかった為、試合に出場した経験はとても少なく、唯一安徽省淮店地区で開かれた武術試合に出場したことがあり、拳術一等賞、刀術の二等賞を得ました。
麻林城老師、あなたの教練としての経歴を話していただけますか?
1982年に安徽省阜陽市の少林拳法武術館の館長及び主教練を務め、その後1984年に河南省羅山の少林武術館の館長を務め、その後安徽省阜陽市臨泉県と郷里で武術を教えていました。
麻林城老師、あなたはどのようにして許立坊老師に出会い、そして彼に師事したのですか?
1993年、私は北京市内の地壇公園で許立坊老師に出会いました。
その時、私は許立坊老師が程派八卦掌創始者である程廷華の息子、程有信の正統な弟子だという事を知りませんでした。

当時私は若く血気盛んだった為、温厚そうな許立坊老師の容貌を見て、是非一手交えてみたいと思いました。

私の申し出を許立坊老師もすぐに承諾してくれ、さっそく許老師と一手交えた瞬間、私は初めて本当に「天外有天、人外有人」つまり「上には上があり、自分の知らない高い境地がまだある」ことを知りました、私がどのような攻撃を出しても、ただ逆に打たれるだけなのです。

私は心の中で十数年懸命に鍛えてきた功夫がまったく使えないと感じ焦りました。しかしそう思う一方で、今日このような高い功夫を持つ武術家に出会えた事は、素晴らしい喜びに値する事だとも思いました。

そこで私は彼に師事にすることを決心しました。しかし当初許立坊老師は、私を弟子にすることをすぐには認めて下さいませんでした。私は諦めずに毎日早朝に公園に行き老師を待ちました、その様子を見た許老師の周囲の人が取りなしてくれ、最後には何とか弟子にする事を承諾して頂けました。

弟子入りした私は、まず初めに推碑椿を学びました。推碑椿は八卦掌の最も基本的な功法で、最も味気ない鍛練方法です。

推碑椿を学んでいた当時、私は毎朝4時には公園に向かい練習を開始していました。

30分ほどの推碑椿を何回かに分けて練功していると、全身の筋肉や関節がだるくて痛くて仕方がありませんでした。「もうこんなつらい鍛錬はやめてしまおう」と何度も思いましたが、良き師を探すことの難しさや苦労を考えると、やはり歯を食いしばってこの試練に耐えようと思い直しました。

ある時、私はいつものように早朝4時から推碑椿を始めると、しだいに心が静の状態へと入っていきました。

推碑椿を終え収功をしながら、ふと公園で共に練功していた仲間に「朝食は食べたか?」と声を掛けると、彼は笑いながら「もうすぐ昼飯の時間だぞ」と言いました。その時、私はやっと椿功の精妙さを知ったのです。

それから私は更に必死に鍛練し、朝の練功が終わってから食事と睡眠をとるという日々を送り、時には歩きながらも頭の中で拳理や拳法を考え続けました。

許立坊老師も、私のその姿を見ながら心の中で喜んでくれ、自ら一生かけて学んできた武功の全てを私に授けてくれました。
麻林城老師、八卦掌を広めるためにどのような社会活動に参加してこられたのですか?
2003年3月、私は中国中央テレビ局《天涯共此時》という番組の中で、特別テーマ番組『八卦掌』に出演しました。また同年の10月2日に中国政府の関連部門の招請に応じ、《中国伝統文化―武術》という一連の特別テーマ番組『八卦掌』の製作に係りました。また昨年6月、人民体育音像出版社と広州佳人の共同制作による《程式八卦掌シリーズ》VCDに出演しました。
麻林城老師、私達の談話が終わる前に、多くの八卦掌愛好者に向けて練功の心構えを話して頂けますか?
八卦掌を習得する為には、必ず着実な基礎的訓練法と掌法に基づき、懸命に鍛練に取り組まなければなりません。内功を修練することを重視し、まず徳学から学び、中庸の道を求め、成功を急がないようにしなければなりません。武術を修練する者は必ず古学に従って、くれぐれも外形の美しさだけの動きに流されないようにしてください。